廻花 柘榴
めぐりはなざくろ

あたしは廻花 柘榴ってンの。よろしくゥ。…たくさんお話してくださィなァ…なァンて。」
【名前】廻花 柘榴(メグリハナ ザクロ)
【年齢】17歳
【容姿】右目に花型の結晶を、そこから登頂部にかけて、結晶クラスターを咲かす、碧眼銀髪の男。
白い外套を纏い、その下に黒い学生服を着ている。
かなり肌色が白く、体も細いので不健康に思われがちだが、妖怪としての特徴であり、本人はいたって健康である。
身長は183cm。
【性格】物静かな性格かつ、1人でいることが苦手で、どこか壊れやすそうな男。
本心を隠しきることが苦手で、「構ってほしい」を色んな形で、冗談っぽくであったり、率直にであったり、そんな形容をして、言葉にしてしまう。
低血圧っぽい喋り方が人を寄せ付けないが、彼自身は人と喋ることが好きである。
そうしなければ自らの必要性を感じられないから、人と対面で喋る。そんなどうでもいいような事が、彼がすがり付いているものなのである。
誰か一人と、自分とだけ共有する「話」があって、自分とだけ共有する「関係」がある。そう思えば、自分がいる必要があると感じられるのだ。
故に七星。
自らの必要性を見出だせないときに、どこかに籠ってしまうのは、まあ、遺伝というモノなのだろう。
誰かに見つけてほしくて。…まあ面倒なこと。
彼の持つ性質は、先祖代々受け継がれし
「寂しがり屋」なのである。
【特徴】
余分な体-1
頭部の結晶花、クラスター。
運命崩し-2
英雄の血【鞭】-2
感知機能-3
堅牢な体-5
ところどころ高密度の結晶と化した部位がある。
贖罪の鎖+4
頭部の結晶クラスターから一片結晶を砕き折り、飲み込む。
特定の方向に弱いため、熟知している彼には容易く折ることができる。
依存の鎖+2
魅了を無条件で受けてしまう。
嘘呑の鎖+2
彼の恋心に触れた欺瞞のみ無条件で受けてしまう。
矛盾の鎖+2
誰かに執着をしていれば、魅了を受ける度に理性が3減少する。
乱心の鎖+2
誰かに執着をしていなければ、魅了を受けた後、それが「許されない執着」であれば、一週間以内はその人を思い出す度に理性が1減少する。
彼にとってそれは恋心である。
供花の鎖+2
執着している相手が死亡すると理性最大値3減少。
更にその状態で魅了を受けると理性が4減少する。
失涙の鎖+2
幾千の涙の代わりに、理性が1つ零れ落ちる。
つまるところ、彼には先祖代々「涙」はなく、
傷はどこにも捨てることはできない。
【理性】3/【体力】17
【能力】成長型「セブンスター」
セブンスター
№013_愚直

【発現条件】
このヴィジョンは優しい相手や都合の良い人間へ簡単に依存しそれを恋だと錯覚してしまう者を宿主として発現する。
【基本性能】
このヴィジョンはびちゃびちゃの粘液で形成されている。宿主にしか視認できないが、物理干渉能力が在る。
【特殊能力】宿主が望めば、その時期に依存対象と成っていた人物以外を石ころの様に一切認識せずに居られる。
【稼働期限】1週間
【定着条件】依存対象を見つける
【昇華条件】恋愛の定義を知る


【基本性能】
このヴィジョンはスライム状の美女である。能力者にしか視認できない。宿主にしか物理干渉できない。
【特殊能力】
このヴィジョンはあらゆる生命体に擬態できる。このヴィジョンが宿主の依存対象に擬態して宿主と共に行動している間、一切の理性を失わない。また、依存対象に擬態しているこのヴィジョンに甘やかされると自身の理性を回復する。