鬼灯学園の白昼夢

【名前】綺羅 樹(きら いつき)
【性別】男
【年齢】17 高2
【性格】
常にへにゃりふにゃりとした表情を浮かべている。とても優柔不断でのんびり気ままなマイペース。「どっちにする？」と好物のアイスを選ぶ究極の2択を迫られようものなら、うーんと考え込んでそのままアイスが溶け始めてしまうくらい悩んでしまう。人と意見が対立したりすることを恐れ、そうなるくらいならとよく他者の意見を優先させている。一人称は俺、を使おうとしているが、よく僕と言ってしまう。彼なりの自分をシャキッと見せようとする第一歩...である。

【容姿】
身長179cm。重たげなまぶたに翡翠色に近い瞳、左目の近くには小さな黒子が一つ。口元は常にへにゃりとしており、直そうときゅっと閉めても数分後にはまたへにゃりとした表情を浮かべてしまう。深い緑のふわふわとした髪は所々跳ねており、真っ直ぐに直そうとしても直せない。櫛を通してすぐにまたぴょこりと起き上がってしまうような癖っ毛の持ち主。制服のシャツ、ズボンの上にゆるりとした緑のカーディガンを羽織り靴はまた緑のスニーカー。与えられた武器を入れた赤い竹刀袋を肩に掛けている。自分の瞳と髪の色である緑が好きなためか、身につける物にもその色が多い。

【生命】5【理性】8
【特徴】

【感知能力】　理性-3
あらゆる感覚が鋭くなる。

【英雄の血】　理性-2
武器の扱いが達人級になる。

【専門知識(家事)】 理性-1

【運命崩し】　理性-2
1日1回だけダイス振り直し可能

【太陽の鎖】　理性＋5
6時から18時までの昼間にしかあらゆる特徴の効果を発揮できない。

【共鳴の鎖】理性＋2
目の前で誰かが怪我したら理性-1

【小心者の鎖】理性＋2
自身が誰かに怪我をさせたら理性-1

【怯者の鎖】理性＋2
発狂、生命0もしくはロストの状態を視認した場合理性-2

(5-3-2-1-2+5+2+2+2=8)

【能力】
兵器型　惡千苦刀･改
(アクセンクトウ･アラタメ)
・「ヴィジョン」「亜人」「兵器」の特殊な力やその機能を失わせる(最短10分、最長で30分)
・この刀が発した衝撃はそのまま防具を貫通する

【備考】

能力を持ち得るほどの強い願いも欲望も、人とは違う特殊な身体能力を持つ訳でもなく、ただ今日を気ままに過ごすとてもマイペースな青年。桜草学園へ進学するには学力がかなり足りなかった為鬼灯へ入学した。まぶたの下がった眠たそうな瞳でその日の空を眺めたり、新しく咲いた花を見つける日々をのうのうと過ごしている。人との争いや喧嘩をすることを嫌い、他の者を優先させようとする彼だが、絶対に譲れないものが一つ。



命を賭けてでも守りたいと思う人を、自分で守れる力を持ちなさい。

___これは私との、男の約束ですよ。

"大伯父"様の細く皺の多い指で交わした約束。
大切な者を傷つけられること、それだけは絶対に許してはいけない。

大切な者が家族か、友人か、若しくは別の誰かなのかなんてまだはっきりと言葉に表せないしわからないけれど、

それでも

守りたい人ができた時に、ちゃんと俺が守れるように。


彼が刀を選んだ理由、それは誰かを守れるようになるため。大切な人を失ってしまうのは、きっと悲しくて悔しくて堪らない、自分の目の前で失うのなんてもっとだ。それでも彼には自分のエゴの為に他の誰かを傷つける勇気がないから、なるべく傷つけてしまわないように、痛くならないように、なんて理想論しか抱けない。
危険とは程遠い平和で平凡な日々を過ごす側だった彼は、そんな生易しい人にしかなれやしない。