柊 マリ

ひいらぎまり

【名前】柊 マリ(ヒイラギ マリ)
【性別】女
【年齢】18歳前後
【性格】一人称:私、二人称:あんた・〇〇(名前)
常に無気力で悲観的、自己優先こそが彼女の心情である。将来に希望を持つ人や何事もポジティブに捉える人が苦手で、ついつい毒付いた言葉を言ってしまったり、他人に自分の事を隠し込んだりする事が多く、普段から孤立する事が多い
【容姿】身長162cm。後髪を獣耳の様に纏めているが、他の場所はかなり雑に伸びきっている。髪色は茶髪。瞳の色も髪色と似た濃いブラウンで、黄色の眼鏡を常にかけている。目は若干吊り目になっており、死んだ魚の様に目に光は灯っていない。服装は少し大きめのサイズを好んでいて、無地のパーカー上から一回り大きな赤の上着を羽織っている。
【生命】5【理性】10
【特徴】
感知機能(−3)
忍の心得(−3)
虚言の虜(−2)
嫌われ者(−1)
月光の鎖(+5)
直視の鎖(+2)
彼女は常に眼鏡をしている。別になんてことはない、ただ視力が悪いから眼鏡をかけているのだが何となくこの眼鏡がないと落ち着かない(眼鏡なしの状態に陥った場合理性−1)
秘匿の鎖(+2)
彼女は本来18歳ではなく、xx歳である。自身の本来の姿をバラしてはいけない。真実とは常に秘匿されておくべきものなのだから(自身の真実を話すと特徴が使用不可)
正直者の鎖(+2)
自分は子供のままでいたい。心も体も常に子供のままでいたい。面倒な付き合いだとかは必要ない筈だ。子供でいられるならば、皆正直に話ができるだろうから(自身の秘密以外は正直に思った事を発現しなければならない。しなかった場合、嘘につき−1)
希望の鎖(+2)
私は将来の希望を語る奴が嫌いだ。10年と幾つかこの世界で過ごしてきて、未だに大人になることを夢見てる奴が嫌いだ。成長の先に明るい未来なんてものはないのにそれでも希望を抱き続ける奴が嫌いだ(将来に希望を抱く様な発現の度に理性−2)
大人の鎖(+2)
大人は信用できない。彼らは汚く醜い世界の中で毒されてしまった人達だ。例え、それが自身の親であろうと、この学園の校長であろうと変わりはない。大人は信頼してはいけない。大人に期待はいけない。それはきっと自身を傷つける事に繋がってしまうから(大人を信用すると特徴の使用不可理性−3)
贖罪の鎖(+4)
------彼女はロトゥン・ライフの力で自身の時間を巻き戻した。それは自然の摂理に反する行為、あってはならない罪である。だから、彼女は毎日その事実を噛み締める。自身が戻したxx年という年月が全て消えてしまった罪を、これから背負って行かなければいけない

【能力】No.027 __『孵化』
    ロトゥン・ライフ
【備考】
ロリポップキャンディーが大好きな高校3年生、好きな味はオレンジ。元々は鬼灯学園に進学するつもりはなかったが将来的な心配などからロトゥン・ライフの力が発現、それに伴って親の勧めと能力不足な為鬼灯学園に入学することになった
…という設定である。


柊マリはごく普通の女性である。年は××才で、どこにでもある様な会社に勤めており、毎日上司の〇〇や同期の△△の聞きたくもないつまらない自慢話や説教じみた長話による拘束、仕事終わりはほぼ強制的な飲みへの連行、酒の席では吸いたくもないタバコの煙がその卓を囲っている。時折、かかって来る親からの電話は大抵、ギャンブル依存の父親がまた借金をしたか、ホスト通いの母親が男に貢ぐ金が足りなくなったかのどちらか。無視しようとしても対応しないと今度は泣き出したり、怒鳴り声を上げられて脅されたり、挙句の果てには直接金をせびりに来られた事もあった。高校卒業してからも付き合いのある友人は知らぬ間に幸せのゴールインとやらをとっくに果たし、早い奴では子宝まで恵まれて奴もいる。酒、タバコ、ギャンブルに水商売狂い、知らぬ間に離れていく友人…幼少期憧れていた筈のキラキラとした大人の世界とはこんなにも汚く醜いだけの世界だったのか?どれだけ自分だけが立ち止まろうとしても、無常にも年齢や時間だけは自分の掌から零れ落ちていくだけ…こんな世界だって知っていたならば、大人になんて成りたくなかった。だから、私の頭にはIFの私が浮かんでしまうのだ

『もしも、大人に成らずに子供のままでいられたならば』

本来、ヴィジョンの適合者は精神的に不安定な未成年が多い。しかし、彼女の前に『それ』は現れた。彼女は『それ』に興味を示し、『それ』が何が出来るのかを色々と試した。その仮定で、自身の或いは『それ』の姿が何年か以前の自分に若返っているのだと理解した。そこまで理解すれば後は早かった。彼女は自身に備わった力を使い、自身の年齢を姿年齢18歳前後になる様にして見せた。ただ、自分自身が若く居られる為に、大人に戻らない為に。実際の年齢からは大体xx歳くらい離れただろうか?輝かしい未来や希望なんてものはマヤカシに過ぎなくて、大人の世界に夢を持つのは無意味でしかない。だからここで…この学校でずっと何気ない日々を過ごしている方がきっと楽な筈だ

《時間の中を彷徨い続けようとも》

ロトゥン・ライフ

№027_孵化

【発現条件】
このヴィジョンは"大人"になる事を憂いで居る者を宿主として発現する。
【基本性能】
このヴィジョンは触手を持った10歳程度の少女のヴィジョンであり、能力者にのみ視認できる。言語活動はできず、物理干渉能力は”液体にのみ”存在する。
【特殊能力】
このヴィジョンもしくは宿主が触れた対象は概念的にもしくは生物的に成長する。卵に触れれば孵化し、傷口に触れれば瞬時に自然治癒もしくは壊死する。ただし、この能力を1回使う度に宿主もしくはこのヴィジョンは記憶をそのままに1歳若返っていく。

腐りきった人生だ。
2021/3/9
2021/5/14