雅楽代 響子

うたしろ きょうこ

【名前】雅楽代 響子 (うたしろ きょうこ)
【性別】女性
【年齢】17
【性格】

かなりの毒舌家で、辛辣な言葉で相手を追い詰める女王様気質の持ち主。 次いでかなり面倒くさがりでマイペースな性格だが、頭の回転は非常に速く知識も豊富。平時は落ち着いた姿勢で他人の言葉に耳を傾け、その中にある「穴」や「矛盾」があれば、それを見逃さず鋭く指摘する、極めて優れた洞察力かつ、反面モラハラ気質の持ち主でもある。普段はお嬢様風の上品な口調だが、元々はかなり口が悪い性分であるらしく、機嫌を損なうとすごい剣幕で他人に罵声を浴びせることもある……が、大体の場合翌日にはなんとも思っておらず普通に接してくる。その場で爆発するタイプ。

優雅である事が史上の目標であり、それに基づいた行動指針を取る。見かけや格好も大切にはしているが、「状況に適応すること」「負の感情を残さないこと」の二点は特に重要視しており、一種病的。保守的かつ現状維持的な考えはもちろん、仲間や友人に何かあろうと、ともすれば自分に危険が向こうと、紅茶を飲み、本が読める。やや強迫観念や虚言癖に近いものもあり、悲しみや、反面優しさを中々表に出そうと出来ない。

行動だけを見たらサイコパスのようにも見えるが、好き嫌いも率直で、優雅ではない人間は毛嫌いし、反面、優雅である、あるいは、優雅や無粋と無関係な純粋さや、優しさには敬意を払う。また、自身は冷静で、あまり動的な思考をしてはいないが、他人もそうだと気に食わない所があるらしく、結果的に世話を焼いてしまうような場面も、決して少ないことはない。

【容姿】

黒髪のパッツン前髪に白い肌、赤い瞳が印象的な細身の少女。 とくに目を引くのは両脇に結んだ縦ロール。衣装は、黒を基調としたフリルのあしらわれたドレスを着用し、頭部にもそれに合わせた白いボンネットを乗せている。アクセントに赤色の靴・ネクタイ・リボンなど、全体的に黒・白・赤の三色で統一されている。 また、手の爪には黒いマニキュアを塗っている他、右手人差し指にはアーマーリング(関節の付いた指輪)、耳には大型のピアスを付けている。

【生命】5【理性】5
【特徴】
○従者の主/小動物→取得【感知機能】理性-5
内容:小型の哺乳類に対して命令し、特徴:感知機能 を与える。彼らの高い周辺への察知能力を最大限に高め、周辺の地形すら容易く読み解く。
○亡者の魂 理性-4
○富豪の血 理性-1
○専門知識-芸事 理性-1
内容:乗馬や狩猟、クリケットなどの伝統的なスポーツや、チェス、茶の湯、演劇、バイオリン演奏などと言ったクラシカルな娯楽に関する知識。イメージしやすいくらいの金持ちの遊び。

△月光の鎖 理性+5
△狂人の鎖 理性+4
内容:どのような状況・環境にも適応し、優雅なまま、格好を崩さないままでいる事を常に試みる。仮に家族や、仲間や、友人が傷つき倒れても、気にすることなく優雅にティータイムを過ごせる。
△食餌の鎖 理性+2
内容:ニンニク自体を食べる、あるいはそれが使われた食べ物を摂取した場合、食後すぐのタイミングで嘔吐、ないし激しい腹痛に見舞われ、1d6+10分間、トイレに籠ったまま行動ができなくなる。

【能力】 凡庸型
No.048_優雅 バタフライ
【発現条件】
このヴィジョンは誰よりも美しさや優雅さを追い求める者を宿主として発現する。
【基本性能】
このヴィジョンは蝶と呼ぶにはあまりにも大き過ぎる。全長5mの空を泳ぐヴィジョンである。能力者にのみ視認可能であり、物理干渉能力は生物にのみある。つまり、遮蔽物を擦り抜け、その向こうに居る生物にのみ攻撃が出来てしまう。
【特殊能力】
疑似的に天候や昼夜を操る。あくまで疑似的なものなので、時間帯に制限のある能力の補助や阻害には使えない。空に浮かぶこのヴィジョンが光を吸収する事で疑似的な夜を発現させ、発行する事で疑似的な昼を発現させる事が出来る。また、任意の位置に雪だろうが雹だろうが落雷だろうがなんだって落としてくれるだろう。
【備考】
なんともぶっ飛んだお金持ちの令嬢。両親共に叩き上げの天才的なビジネスマンで、一代で成り上がった俗に言う成金。家庭環境には特に問題はなく、別段気に病むようなことはなかったし、庶民的な趣味も制限されたりするという訳ではなく、自由時間も特に短いわけでもなかった。寧ろ、世間知らずに育たないように世俗的なことを勧められる方が多かったくらいで、いわゆる束縛された環境ではなかった。

しかし、ゴスロリ趣味を見れば分かる通り、薔薇やアンティークドールなどの古めかしいプレゼントを喜ぶ。 逆にスナック菓子やパンなどの食べ物類、運動関係や現代流行ものなどは趣味に合わないのが本心であり、両親の視点では無理をしているように見え、本人の視点からは何故か自分の趣味を束縛されているような、喧嘩にもならない程度のズレが常に存在した。これにより優雅さを突き詰めたような人格が形成されていっており、ある意味では家庭環境が問題だった、とも言える(全員に悪意も、落ち度もないが)。

能力が全体的に特に低いわけでもなかったこと。上述のように精神的に過激な部分が散見されたことから、桜草学園への入学を親類からは勧められていたが、本人自ら辞退。鬼灯学園の方へ入学する。その理由は単純で、世界を揺るがす大事件などを解決するために走り回ることや、そのために励むこと。あるいは、そうした善人だと扱われようとすることを優雅ではないと判断し。逆に、ありふれたトラブルを余裕を持って解決する、その上で讃えられようなどとしない方が優雅である。というように解釈した為。ある程度の部分で家族との折り合いが着いていたら、今とは全く違うような未来があったのかもしれない。

バタフライ

№048_優雅

【発現条件】
このヴィジョンは誰よりも美しさや優雅さを追い求める者を宿主として発現する。
【基本性能】
このヴィジョンは蝶と呼ぶにはあまりにも大き過ぎる。全長5mの空を泳ぐヴィジョンである。能力者にのみ視認可能であり、物理干渉能力は生物にのみある。つまり、遮蔽物を擦り抜け、その向こうに居る生物にのみ攻撃が出来てしまう。
【特殊能力】
疑似的に天候や昼夜を操る。あくまで疑似的なものなので、時間帯に制限のある能力の補助や阻害には使えない。空に浮かぶこのヴィジョンが光を吸収する事で疑似的な夜を発現させ、発行する事で疑似的な昼を発現させる事が出来る。また、任意の位置に雪だろうが雹だろうが落雷だろうがなんだって落としてくれるだろう。

Swingrowers - Butterfly(Official Video)
2021/3/9
2021/5/18